HISTORY– ミネラルブリューの物語 –

環境とアスリートに優しいビールは

ここから始まりました。

私たち一般社団法人funbankの大城と山﨑は浜名湖舞阪の八木田牡蠣商店の八木田くんと出会い、牡蠣養殖現場を見学しに行きました。

八木田くんから浜名湖の話とともに、浜名湖舞阪産の牡蠣殻の課題ついて色々お話を聞きました!

私たちは後日、牡蠣殻にフォーカスした話を聞く為に、牡蠣殻の現場見学へ行ってきました。

そこで目にしたのは、

大量の牡蠣殻が雨ざらしになって保管されていました。

牡蠣殻は一回牡蠣をむいてしまうと産業廃棄物扱いになってしまうため、捨てるのにお金がかかってしまうこと。ましてや、海に戻したら不法投棄になってしまう…

そのため、その年の牡蠣殻を一か所に集めてシーズンが終わったら業者さんに引き取りに来てもらうとのこと。

しかし、牡蠣殻には栄養素たっぷり入っていて捨てちゃうのは勿体無いというお話も聞きました。

例えば、

野菜を育てる時の肥料としてとても良い。実際に磐田の農業高校さんが牡蠣殻を使用して栽培実験してその効果が証明されていることを知りました。中でもミネラルが多いとのことで…

さて、なにか牡蠣殻の有効活用できないかと考えていた大城代表に「牡蠣殻を使ったビールがある」という情報が舞い込んできたのが2023年12月末。

これだ!!!と思い立ち、すぐに

octagon brewingでビール醸造している千葉さんに連絡。(もともと千葉さんにはオリジナルビールを作りたいとざっくりとした思いは伝えてあったので)

すぐさま打ち合わせを取りつけたのが12月27日水曜日。

千葉さん

牡蠣殻を使用するといっても、牡蠣殻入りのビールではなく牡蠣殻を使ってビールに使用する水を濾過することによって軟水が硬水に変わるんです。
そうなることで、カリウムやミネラルの入ったビールになります。

代表

え!?てことは、
私たちのビアラン!走ってからビールを飲む!にピッタリのコンセプトになるじゃん

千葉さんとの話し合いも済み、ついにビール完成に向けて走り出しました。


プロジェクト始動

そうと決まればとりあえず突き進むのが代表。

先ずは、牡蠣殻についてのきっかけををくださった八木田くんに連絡。そこから一緒にビール造りをしたいと思った仲間一人ひとりに声をかけてビアランビール(仮称)醸造チームが出来ました!

そのチームで春ごろからミーティングを重ねました。

ビールの味は?

ビールの名前は?

キャッチコピーは?

こんなことを考える時間が本当にワクワクして楽しい時間でした。

初期のラフ案

どーーーん!名前とパッケージデザイン完成!!

「ミネラルには未来がある。ミネラルブリュー。」

(キャッチコピー:ミーティング帰りの居酒屋で決まった)

浜松の魅力たっぷり!

浜松市のシンボルタワーの「アクトタワー」と

舞阪町のシンボルマーク「弁天島の鳥居」

昼と夜を描いたのもイラストレーターさんのこだわり

ビールの名前、キャッチコピー、そしてパッケージデザインも決まりいよいよ醸造の日がやってきました。


ビールづくり

沸騰した水の中に牡蠣殻を入れる煮立ったら、その水を濾して牡蠣殻を取り除く。

牡蠣殻が取り除かれ、牡蠣殻の成分が入っている水をタンクに入れてそこに大麦小麦も投入!

じっくりじっくりここから1ヶ月煮込みます。

1ヶ月後

出来上がったビールを瓶へ!

代表

やばい!昔死ぬほど通いまくってたボストンのビール工場を思い出す心地よいビールの匂いが

千葉さん

ビール注入中は土足厳禁で、長靴に履き替えてくださいね。
あと、一回で4本しか注入出来ないからしばしお待ちを。

すみません、、、
ってか、ビール造りって本当に地道な作業だし、愛がないと出来ないよ。全世界のビール醸造所さん!私たちに幸せをありがとうww

いよいよ最後の工程!ラベル貼り!!

ラベル貼りは冷蔵庫の中で作業するためダウンジャケット必須です。

約600本の瓶に一つ一つ心を込めて貼ります。震えながら…

でもめっちゃ楽しかった!!

完成!!!

泣きそおおおおおおおおお

関わってくれた方ありがとう!

このビールをきっかけに浜名湖舞阪産の牡蠣殻の認知が広がってくれことを願っています。

私たちの旅はこれから始まります。